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人の悩みはすべて劣等感

人の悩みはすべて他人と比較した際に感じる劣等感から生まれます。
要するに悩みの多くは対人関係から起こるといっても過言ではありません。
心理学用語である対人恐怖とは、特定の他者ばかりでなく、世間一般の不特
定多数に対しても、人と接するのを恐れる状態を指します。
しかし、他人が自分に何か危害を与えるのではないか?という恐怖ではなく、
自分が他人に悪印象を与えているのではないか?自分は変に見られていない
か?軽蔑されていないか?という恐怖感にさいなまれているのです。
つまり、他人を恐れているというより自分の状態を恐れ、その結果として他
人を恐れている症状といえます。
「体臭恐怖」と「自己臭恐怖」は
なにかと混同されやすいようですが、厳密には意味が異なります。が、厳密
には意味が異なります。体臭恐怖の場合、ごく普通の人たちがさまざまな身
体のニオイを気に病んでしまうことから、どちらかといえば神経症的なもの、
さらには統合失調症の一症状である「妄想」に類するものまでを含む広い意
味で使われます。
対して、自己臭恐怖は、妄想や思い込みによる体臭の悩みは対人恐怖を意味
します。
妄想ではなく実際に体臭が強い人がそれについて悩むことは、自己臭恐怖は
体臭恐怖のひとつであると考えればわかりやすいでしょう。
実際に体臭の強い人の場合、たいていは、「私はワキガらしくて・・・」な
どと、自分の身体のどこが臭いのかをはっきりと説明することができます。

一方、自己臭恐怖の人の場合は、ニオイの発生源が漠然としている
ケースが多いのが特徴です。「私は体臭が強い」という割には、それがわき
がなのか口臭なのか足のニオイなのかを自覚しているのは稀です。
そして、「その体臭をあなた自身は感じるのですか?」と聞くとたいてい
「自分では感じませんが、周りの人の様子をみていれば間違いありません。
皆は私の方を見て顔をしかめたり、鼻を抑えたりするのです。」との答えが
返ってきます。これは、自分が周囲の人に不快感を与えているという妄想な
のです。この妄想は知人相手でも見知らぬ相手に対してでも、しばしば起こ
ります。