育毛知識と健康知識

ためになる育毛や健康情報をおとどけ

血管の健康を目指すなら

健康に気をつけるならば普段の食事から高コレステロール値の高い食品は避けるべきです。

しかし、外食をすると、レストランのメニューにカロリーや塩分の表示はあるものの、卵の含有量までは明記されていません。

魚卵については、使用しているか否か、目で確かめることはできますが、鶏卵の場合はそうはいきません。

フライ料理のつなぎやソースなどに使われている場合は、無意識に食べてしまう場合が多いと思われます。

また、明らかに卵料理とわかっていても、たとえばオムライスに2-3個もの鶏卵が使われているのは、ちょっと意外ではないでしょうか。

とんかつの場合は、つなぎに1/4個程度の鶏卵が使われていますから、さらに鶏卵でとじつかつ丼となると、2個程度の鶏卵を食べることになります。

健康な人でも、血管がつるつるの健康状態を目指すなら、鶏卵の摂取量はほどほどにしておく必要があります。

市販の惣菜でも、目に見えない部分に鶏卵が使用されているので、表示については十分にチェックし知らぬ間にいくつもの鶏卵を食べていたなんてないようにしましょう。

また、鶏卵は菓子類にもふんだんに使われています。

シュークリームやエクレアがその代表で、普通の大きさのシュークリームでシュー生地に全卵1/2個程度、そしてカスタードクリームにも卵黄が1/2個分程度も含まれていますから、シュークリームを1つ食べると、鶏卵1個食べたことになります。

さらにシュークリームには、牛乳や生クリームやバターが使われているため、コレステロールの摂取量はさらに多くなり、これはエクレアも同様です。

肉や魚は、卵や内臓類、乳製品に比べて比較的コレステロールは低めですが、食べる量が多いと、結果的にコレステロールをたくさん摂ることになってしまいます。

たとえば、鶏手羽200gをソテーして食べると、鶏卵1個以上のコレステロールを摂取してしまいます。肉を食べるときには部位にも気を使うこと。

この場合同じ鶏肉でも、皮なしで脂の少ない胸肉にすれば、コレステロールは3割カットできます。

また、胸肉などの脂の少ない肉で食べごたえを出すには、小麦粉をつけて、コレステロールの少ない植物油で炒めると、小麦粉が植物油を吸収してボリュームがでます。

油は何をつかうのがよいのかと迷うかと思いますが、油の種類はそれほどこだわる必要はありません。

ただ、熱を加える際には、比較的加熱によって酸化しづらいオリーブオイルや菜種油を選び、生で食べる場合、アレルギー体質があれば、エゴマ油などを選ぶとよいでしょう。

油を厳選するより、大切なのは使い古して酸化した油を使わないことです。

朝は簡単なストレッチをしよう

質の良い睡眠をとった朝は早くから目が覚めます。ここで時間が多少早くても思い切って起きてしまわないと、せっかくの良い睡眠が無駄になり、文字通り惰眠をむさぼることになり、身体のリズムを崩しがちになります。

実はここが生活習慣改善の知られざるポイントです。

というのも、人間の体内時計は1日25時間周期で動いています。すると、そのまま活動していれば、どうしても少しずつズレが生じてきます。そこで、どこかの時点で時計のネジを巻きなおすように絶えずリセットする習慣をつけておかないと、次第に体内時計がズレていってしまうのです。

その修正ポイントは実は朝なのです。朝、どうしても起き上がりにくいのは、夜になってゆったりモードの副交感神経に切り替わった自律神経が再び朝になって交感神経に戻りにくいからです。

夕方からの少し汗ばむ運動のように、ここで運動の後押しが必要となります。つまり、朝、布団の中でなかなか起き上がれないと思ったら、簡単なストレッチをそのままの姿勢で行い、身体を目ざまやすくさせます。

特に朝起きるのは、長時間横になった姿勢を続けた後なので、体の筋肉が硬くなっています。手を握って開く、足首を回す、腹式呼吸をする、こうして血流が良くなってきたら、脚を伸ばして前屈体操、首を前後左右に倒し、1回転させるといった一連のストレッチを布団の中で習慣化して行うと良いでしょう。

普段使わない顔の表情筋を鍛えるため、舌を左右に突き出したり、引っ込める運動をしても良いでしょう。

 

人の悩みはすべて劣等感

人の悩みはすべて他人と比較した際に感じる劣等感から生まれます。
要するに悩みの多くは対人関係から起こるといっても過言ではありません。
心理学用語である対人恐怖とは、特定の他者ばかりでなく、世間一般の不特
定多数に対しても、人と接するのを恐れる状態を指します。
しかし、他人が自分に何か危害を与えるのではないか?という恐怖ではなく、
自分が他人に悪印象を与えているのではないか?自分は変に見られていない
か?軽蔑されていないか?という恐怖感にさいなまれているのです。
つまり、他人を恐れているというより自分の状態を恐れ、その結果として他
人を恐れている症状といえます。
「体臭恐怖」と「自己臭恐怖」は
なにかと混同されやすいようですが、厳密には意味が異なります。が、厳密
には意味が異なります。体臭恐怖の場合、ごく普通の人たちがさまざまな身
体のニオイを気に病んでしまうことから、どちらかといえば神経症的なもの、
さらには統合失調症の一症状である「妄想」に類するものまでを含む広い意
味で使われます。
対して、自己臭恐怖は、妄想や思い込みによる体臭の悩みは対人恐怖を意味
します。
妄想ではなく実際に体臭が強い人がそれについて悩むことは、自己臭恐怖は
体臭恐怖のひとつであると考えればわかりやすいでしょう。
実際に体臭の強い人の場合、たいていは、「私はワキガらしくて・・・」な
どと、自分の身体のどこが臭いのかをはっきりと説明することができます。

一方、自己臭恐怖の人の場合は、ニオイの発生源が漠然としている
ケースが多いのが特徴です。「私は体臭が強い」という割には、それがわき
がなのか口臭なのか足のニオイなのかを自覚しているのは稀です。
そして、「その体臭をあなた自身は感じるのですか?」と聞くとたいてい
「自分では感じませんが、周りの人の様子をみていれば間違いありません。
皆は私の方を見て顔をしかめたり、鼻を抑えたりするのです。」との答えが
返ってきます。これは、自分が周囲の人に不快感を与えているという妄想な
のです。この妄想は知人相手でも見知らぬ相手に対してでも、しばしば起こ
ります。

血栓

無症候性脳梗塞では、血栓があるのになぜ症状があらわれない
のでしょうか。1つには、血栓があまりに小さいとか、また、
できた場所にもよるでしょう。それに血栓は絶えずできては消
えるため、一過性のものもある、と考えるころができます。
血栓は30代くらいの若い年代のうりから発生する可能性があ
りますが、それが脳血栓として顕在化せず、また脳梗塞へ進ま
ないですむのは、血栓を溶かす作用が働くからです。
血液には凝固する作用とその凝固を抑制する作用があります。
凝固を抑制する作用とは、出血を止めるために固まった血の塊
(血栓)が溶かす働き、と解釈するとよいでしょう。なぜ、凝固
抑制作用が利かなくなることがあるのか。一時的とはいえ、血
栓が大きくなりすぎたために溶けにくくなる、という側面もあ
るでしょう。が、血栓が大きくなるということは、それだけ凝
固を抑制する能力が低下していると解釈できます。つまり、通
常なら正常に働く作用そのものが低下し、機能しなくなったと
考える出来なのです。なぜ能力そのものが低下するかは、血管
を含めて血液の状態そのものが悪くなった結果というべきでし
ょう。血栓ができても、それが自然に溶けず、どんどん大きく
なってしまうということは、血液の性状や血管の状態がきわめ
て悪いことの証拠といえます。血液の粘度は高まり、血液自体
が固まりやすくなっているはずです。

逆さ仏現象化

戦後の日本は世界一の長寿国となりました。
平均寿命とは、その年に生まれた赤ちゃんが何歳まで生きるかの
予測寿命のことで、ちなみに昭和7~9年生まれの男の平均寿命は
44歳、昭和23年生まれの男女はともに55歳でした。
平均寿命が延びた原因としては、新生児の死亡率が下がったこと、
結核、重症肺炎など深刻な乾性症が減ったこと、戦死者がいないこ
となどが挙げられます。しかし、この世界一の長寿国で、逆さ仏現
象が進行しています。「逆さ仏」現象とは、子供が親よりも早く死
んでしまうという現象です。
また、子供達の体の老齢化も問題になっています。最近の子供達は、
まるで老人のように、転んで手をついただけで骨折したり、姿勢を
まっすぐにできないなど、昔では考えられないような現象がおきて
いるのです。現在、小児科では、小児成人病学などという学問が出
現し、子供の動脈硬化、高血圧、糖尿病、ガンなどの研究がなされ
ています。
以前は成人病と呼ばれていたこうした病気はあまりにも若年化した
ために成人という言葉が使えなくなり、苦肉の策でネーミングされ
たのが生活習慣病という呼称です。いずれにしろ、こうした病気が
子供におきるとは、大変奇妙な話です。原因として、運動不足や肉、
卵、乳製品に代表される高脂肪食の過剰摂取、ストレス増加などが
挙げられています。これには異論のないところですが、ひとつ重大
な見落としがあります。それは今の子供達の体温が昔と比べて低下
している、ということです。これは非常に重要なポイントではない
でしょうか。

IGF-Iを増やせ

肌も毛髪も皮膚です。
ですから、育毛を促進したり、髪の毛の質をよくするIGF-Iは、肌にも良い効果があるはずです。年をとった人の肌は乾いて、かさかさしてまさに水分と皮脂がすくなくなっていることが診てすぐにわかります。
IGF-Iは皮膚の汗腺の機能を活発にし、汗という天然の保湿成分を増やすと同時に皮脂腺の機能を高め、皮膚の立体構造を維持するうえで重要な皮脂の分泌を増加させます。
加齢とともにIGF-Iの量は減っていき、成人になってからは、思春期の頃の半分以下に減少してしまいます。
肌の老化はIGF-Iの低下によって進むと考えまれます。IGF-Iには、皮脂や汗の分泌を増やす以外にも、皮膚の血流量やコラーゲン量を増やすなどの皮膚のアンチエイジング作用があります。
事実、先天的にIGF-Iをつくれない人では、皮膚が薄く、また、しわなどの加齢に伴うさまざまな皮膚の異常が若いときから認められることが報告されています。皮膚の汗腺(エックリン腺)は、さらさた汗をつくります。汗は、皮膚の保湿成分であるばかりか、皮膚の保温成分でもあるのです。
汗は体温を一定に保つために重要であることはよく知られています。
しかし、これまでは、汗の体温を下げる作用のみが強調されてきました。発汗には、体温が上がりすぎないようにする温熱性発汗、緊張したときに、手のひらや足の裏にべとべととした汗をかく精神性発汗、これに加えて汗をかいていると意識しないときにも発汗している不感
蒸泄があります。不感蒸泄は、肌の保湿と保温に重要な発汗で、この仕組みによる皮膚への水分補給が、以下の理由により肌のアンチエイジングや育毛に重要なのです。
水という物質は、大きな比熱をもっており、蒸発すれば大きな熱を皮膚から奪い、熱い環境では体温を下げますが、逆に体温が下がるような環境では皮膚の水分は体温を維持する重要な作用を発揮すると考えられます。電子レンジで温めた料理は鍋で温めた料理より冷めやすい
のですが、これは鍋で加熱したときよりも電子線を当てて加熱する方が料理からより多くの水を蒸発させてしまうからです。
一般に知覚過敏は温度が高い方が刺激されやすくなります。冬などで寒く、乾燥しているときに肌が荒れやすいのは肌の水不足で肌の温度が下がりやすく、そのため知覚神経の働きが低下し、IGF-Iが作られにくくなり、皮脂も減少してくるためだと考えられます。
春先や秋口などの季節の変わり目に毛が抜けやすくなるのは、気温も低く、また乾燥しており、毛根でIGF-Iが作られにくくなるためでしょう。また、肌荒れが加齢とともにひどくなるのは、IGF-Iの産生が加齢により減少してゆき、皮膚の発汗力や発脂力が低下するため
です。すなわち肌のIGF-Iを増やせば、肌の血流量、コラーゲン量、そして皮脂を増やし、不感蒸泄を活発にして、保湿、および保湿成分としての汗を増やすと考えられます。これらの結果として肌のたるみやしわが改善し、その弾力性が増加するという美肌環境が作られることになります。育毛によい食べ物をみてみる

西洋医学は発達したが

現代医療の技術の進歩はめざましいものとなっています。
血液検査により肝機能や腎機能、炎症の有無、ガンの存在などが推察
できるようになりました。画像検査では、いわゆるレントゲンといわ
れる単純X線写真のほかに、超音波検査、CT(コンピュータ断層撮影)
検査、MRI(磁気共鳴画像)検査、従来のシンチグラフィーを応用した
PET(ポジトロン断層法)などにより、病気の存在を含め、内臓、脳の
詳しい様子を知ることができるようになりました。
また、胃カメラや大腸ファイバースコープで胃腸を直接除くこともでき
ます。手術では、脳や肺、腹部の腫瘍の摘出、血管の再建などは朝飯前、
腎臓、心臓、肝臓などの移植も日常茶飯事のように行われるようになり
ました。顔面や乳房の腫瘍などを手術した場合には、ほかの部位から骨
や皮膚を移植することもあります。それらの技術の向上には目を見張る
ものがあります。
大きな総合病院に行くと、医師や看護婦があわただしく、動き回り、多
くの患者が診察を待っています。検査室にはさまざまな検査機器が立ち
並び、一見、目まぐるしく発展する現代医学ですが、困ったことに患者
の数が減るわけでもなく、逆に増加し続けています。
少し、冷静に考えてみると、実におかしなことがおこっているのです。
たとえば、ガンの疑いがある場合、血液検査、CT検査、MRI検査、
血管造影、内視鏡検査などを行うことが多く、最終的にはガンの組織を
一部採ってきて顕微鏡で病理組織診断をし、確定診断に至るのが通常で
す。最終的な確定診断がつくと、前途のガン治療の3本柱である手術治
療法、化学療法、放射線療法を中心としてガンの種類、部位、拡がり、
転移の有無などを考慮して治療法が選択されます。
しかしこうした治療が行われても、治療にともなう合併症や副作用、そ
してガンそのものに苦しみながら、死への旅路をたどる人が多いのが現
実です。理由は簡単です。西洋医学が発達したといっても、診断学にお
ける発達の意味合いが強く、治療面での発達は診断面と比較すると大き
く立ち遅れていると言わざるを得ないのです。漢方には、食が血となり、
血が肉となる、という言葉がありますが、肉(細胞、臓器)で起きた病気の
治療には、よって来る原点である食べ物に目を向けるべきなのです。
対症療法に終始するのではなく、根本原因を正しくしていくことが何よ
りも重要であることを西洋医学もあらためて認識する必要があるでしょ
う。